2013年 6月 「ポジティブに生きる!」

東京大学・教育学部/秋田先生Mrs.の「人生ポジティブに生きられる人は小学生から中学生にかけて1ヵ月に4冊=1週間に1冊の本(絵本・マンガでもOK)を読んできている人!」という内容のお話です。

努力に見合った結果を得られるのは学生のうち。(取り組んだ時間や頑張って覚えた分とテスト結果は比例するものです。)
ところが、社会に出てみると努力に見合った結果などついてくることのほうが少なく、納得がいかない日々ばかり・・
「あぁ~学生時代は良かった~」「こんな仕事辞めてやる~」と、 愚痴りながらもなんとか折り合いをつけて仕事をこなした経験は誰にもあるかと思います。

生きていれば思いもよらないことが波のように打ち寄せて、まるで自分だけが辛い想いをしているように思えたり、自分以外の人はみんな楽しそうに見えたりするものです。
「何で私だけに?・・」なんて後ろ向きなネガティブ派の人もいれば、「さて、次にいってみよう!」「どうにかなるんじゃない」「考え込んだところで太陽は東から昇り西に沈む・・何も変わらないんだからくよくよするのはや・め・た!」 という前向きでポジティブ派の人まで・・それこそ人生いろいろです。

しかし、どうせなら前向きに生きた方が楽しいのでは?と誰でもが思うわけですが、ではどうやったら前向きに生きられるのか?
これが、秋田先生の示す「中学生までの期間に本を読む」ということにつながるようです。

小説の世界はいろいろな体験をさせてくれます。失敗したり、成功したり、わくわくドキドキの体験ができる世界です。客観視したり主人公の辛さを感じたり、楽しさを共感できます。
ここでの生きることへの疑似体験が、後の前向きに生きられる原動力となるそうです。

未来塾の自習室には図鑑や小説のほかにマンガもいっぱいあります。
秋田先生流「ポジティブに生きる!」の教えを実践ということで、小学生・中学生の君たち!多種多様な本を読みましょう!

逆境に強い魅力的な大人になるために!

T.Imou