こども未来ラボとは
「こども未来ラボ」は、発達障がいを持つ子どもたちと家族の支援活動を行うNPO法人です。 東京都小平市上水本町に拠点を置き、小平市・国分寺市・小金井市などの周辺市町村に活動の輪を広げています。 地域の全ての子どもたちが「自分らしく生きる」ことを願い「ちがっているところを生かそうよ!」を合い言葉にサポート活動をしています。 日々の活動内容については「活動紹介」のページをご覧下さい。
「こども未来ラボ」のできること
「こども未来ラボ」の主な活動は「子どもたちのことを知ってもらうきっかけ・場所作り」です。 地域の全ての子どもたちが、障がいの有無に関わらず、地域の人たち、大学生、ボランティア、家族とともに遊んだり学んだりしながら、さまざまな形で支援を受けることのできる場を提供します。 ラボは子育てに悩むお母さん・お父さんの交流の場でもあります。「困りごと」の内容を伺いながら、適切なサポートのための窓口をご紹介します。

お母さんたちの「困りごと」の例
- 誰に相談してよいか分からない
- 相談や助け合いのできるお母さんたちのつながりが欲しい
- 周囲から誤解されやすく「しつけが悪い」と言われてしまう
- 子どもの成長段階に相応しいサポート的存在の人に助けてほしい
- 子どものことを学校の先生にうまく伝えられない
こども未来ラボ設立に至った思い

こども未来ラボではひとりでも多くの人に『発達障がい』のことを知ってもらいたいと考えています。
発達障がいとはどういうものなのか、 残念ながら詳しくご存知の方はまだ多くありません。 発達障がいを持つ子どもたちの態度を見て、周囲は 「わがままな子だ!」「話を聞いていない!」「落ち着きがない!」「親の躾が悪い!」などと否定的に受け取りやすいのです。
子どもは次第に自尊感情を失い、家族は子育ての大変さに苦しむとともに、学校や周囲の人たちへの不信感を抱いて自信を無くしがちです。
周囲が現状を十分に理解できないなかで、本人や家族が独りで悩みを抱え込んでいるケースは少なくありません。
地域のNPOだからこそできることがある

子どもたち、親たちが互いに支え合い、遊びながら「発達障がい」を学ぶ地域のネットワーク作りが重要であると私は考えます。
今までに私の経験してきたこと、学んだことがこれからの子育て世代のお母さん達の何かのお役に立てるのでは?
いろいろな事を経験した分、いろいろな事に気づけるのでは?
たくさんの事は出来なくても気がついたときに行動する!気負う事もなく自然体で!
これなら私にでも出来ることかもしれないそんな思いで今まで経験してきたことや学んできている地域での発達支援活動を始めることにしました。
「こども未来ラボ」代表の芋生は、白梅学園大学の特別支援保育・教育プログラムの履修生を経て、現在日本LD学会の正会員・特別支援教育士の資格を得て活動中です。
2013年10月に、いろいろな方たちのお力添えのもと「こども未来ラボ」が誕生しました。 以来、こども未来ラボではいろいろなお母さん達からの「困りごと」を伺いながら、生活面での環境調整の お手伝いを続けてきました。私たちスタッフにできることは微々たることですが「まずはできることから始めよう」という思いで一歩ずつ活動を積み上げていきたいと考えています。
代表プロフィール
芋生多恵子
イギリス在住中に子育てをしながらフォニックス法を学び帰国。 2002年に「フロッグ英会話教室」を国分寺市北町に起ち上げる。 日本LD学会 正会員。特別支援教育士の資格を持つ。 二人の男児を自立させた後、頼りがいのある亭主(?)と躾に失敗した愛犬レオ君とともに暮らす。
滞在歴: 米国 アイオワ 2年半 / 英国 グラスゴー 3年半
*似顔絵イラストはささきみおさんに描いて頂きました。ありがとうございます!

こども未来ラボ「あの時、この時」
これからの人生「まるごと発達支援!」と取組み初めてから早いもので10年以上の月日が流れました。
「あの時」
2015年
こどもたちへの学習支援を通じて「親支援の大切さ」に気付かされる経験を通じて「親カフェふらっと」を当時の障がい者支援課(塩田係長)と協働で取組み始めるきっかけになりました。ちょうど東京都がペアレントメンター養成研修を実施(2016年)する機会と重なり、小平市内でのペアレントメンター活動を後押しする形になりました。
2016年~:3つの事業の企画運営に携わる
① 「親カフェふらっとwithペアレントメンター」発足
このころから徐々に「当事者(発達に特性がある子育て経験を持つお母さんたち)が支援者(ペアレントメンター)になっていく循環型のモデルを考え始めました。
「親カフェふらっと」はお母さんたちが気兼ねなくこどもの困りごとを披露できる「安心で安全な場所」です。回を重ねていくうちに定着していくお母さんたちが増え(後にペアレントメンターの卵となる保護者です)彼女たちは自分たちが経験してきた子育ての辛さをよく知っているので「放っておけない」自分たちの経験や情報を惜しみなく伝え、あたたかな雰囲気が漂う空間にカフェ全体を包み込むようなパワーがあります。ここ数年、10名~15名のお母さんたちが集う親カフェになっています。
②「ペアレントプログラム早期支援/思春期支援withペアレントメンター 各3回連続講座」 講師:丸谷充子先生(2021年より)
- 保護者と支援者が一緒に学ぶプログラム
- グループワークではファシリテーターとしてペアレントメンターたちが入ります。
③「発達の特性を理解するための講演会」
田中哲先生/多田千尋先生/今井正司先生/三原聡子先生
2022年
児童発達支援センター設立
こども未来ラボの事業は小平市社会福祉協議会の委託事業となりました。
小平第六小学校・学校経営協議会(CS)からの依頼により「不登校支援」の依頼があり、協議の結果、実行委員会を設置し、『テスト事業』として3年間「未来カフェ」を学校内で行う企画/運営に携わりました。登校、ペアレントプログラム、講演会に繋がるケースも増える結果となりました。
2024年
小平市で「ペアレントメンター養成研修」が実施されました。
新たに8名の「小平ペアレントメンター」の誕生しました。
2025年
ペアレントメンター活動が独立事業となったことに伴い、小学校内での親カフェのペアレントメンター派遣費用が予算に組み込まれました。
2025年のペアレントメンター活動
- 親カフェふらっとwithペアレントメンター開催 12回
- 小平六小「未来カフェ」開催 5回
- 小平十三小「親カフェin小学校withペアレントメンター」開催 5回
- 学童クラブ研修2回連続講座
- ペアレントプログラム早期/思春期支援 各3回連続講座
- 小平市西町公民館講座(予定)
今振り返ってみると自分が一生懸命取り組んで、積み重ねてきたことにも偶然の出会いがあったり、まるで準備されてきたかのような不思議なできことがあって、なので「今はこのようになっています!」と出会った人たち、心を寄せて下さった方たち、そしてペアレントメンターになって活動を共にして下さっている魅力あふれるお母さんたち、、、すべての人たちに感謝できる人生でありたいと思っています。
北町の自宅にはお転婆娘のジャックラッセルテリアの「麦ちゃん」が新たな家族メンバーに加わり、それはそれはにぎやかで充実(?)した日々となっています。
